2015年10月28日

その一言、言わなきゃいいのに・・・残念賞

平日の昼間、不意の来客に戸惑うことは少なくありません。
一番多いのは宅配便のお届けですが、
それ以外にもセールスや近隣のご連絡など、いろいろあるんですよ。
勤め人だった頃には知らなかった方々ばかりです(^^;;

今度建築工事が始まるんでご挨拶に

我が家の周りには空き地が多い。
それもこの半年の間にパタパタと家が壊され、空き地へと変わって行った。
原因は、たぶん高齢化。
周辺は古い住宅街だ。

ご近所の6070代の方は、小学生の頃からそこに住んでおられるそうだ。
15年前に引っ越してきたうちは、周辺から見れば新参者、若手でもある。
高齢化が進み、亡くなる人もいるし、家に住みきれない人は移っていく。
その結果、空き地がどんどん増えていくのだ。

空き地に接する我が家にとっては、この空き地がこの後どうなるのかは、気になるところである。

平日昼間にやってきたインターフォンごしの声

 近所の建築工事が始まるので、ご挨拶に来ました。

近所に空き地はたくさんあるけど、建築工事はどこかしら。
聞けば、我が家の隣接地だった。

都会でもなかなか土地や建物は売るのが大変だと聞いていたが、売れたんだ。。。
家が壊され、空き地いなったときには嫌な気持ちになったけれど、家が建つなら歓迎だ。

工事はいつから?
どんな家が建つの?
どういう人が住むの?

いろいろ気になり、玄関のドアを開けた。
30歳前後の男性だった。

あぁ、言わなきゃいいのに

その人は丁寧に私に資料を渡し、

・・・そして言った。

 区の指導で、隣接○メートル以内のお宅には
 挨拶するように言われているんです。
 
あっ、そう・・・
指導があるから・・・
渋々挨拶に来たみたいに見えてしまう・・・
丁寧ないい感じな人だったのに。
なんか、一気にイヤな気持ちになってしまった。

こういうのって、本当に残念賞。
そんなこと、わざわざ言わなくたっていいじゃないの。
あ~あ、何のために言うのかね?
ちょっと考えればわかりそうなものなのに。

ちなみに私はその一言のせいで彼の話を聞く気が失せた。
もらった資料を改めて見たところ、そこには三階建ての家が建つことが書かれていた。
なんと我が家の日当たりにも大きな影響が出そうとのこと。

え~?! ちょっと!
区の指導で挨拶だって?!
コラ!違うだろ?!

だけど、あまり考えずにモノを言うこと、私も珍しいことじゃない。
言われる方は気になるんだけど、言う方って結構そういうもの。
日常よくあることだ。

他人事じゃない。
気をつけなくっちゃ。