2010年1月26日

コラボは皆ハッピィを目指したい

販促プロモーションを考える上で、異なる業態とのコラボを検討したいがどうしたらいいだろうか?という相談を受けた。
その企業の新商品のコンセプトと、よく似たコンセプトの商品が新発売される。異なる業界、異なる商品で。せっかくなので、コラボできないだろうか・・・?と、その担当者は考えたのだ。今の時代、どこも厳しいし、できるだけコストを抑えたいのはもはや常識。お互いにメリットがあるのであれば、いい話だ。ぜひ進めたいものである。
その発案者は、その進め方や具体的なコラボ案について考えがまとまりきらなかったようで悩んでいた。進めるにあたって、具体的にどんなコラボをしたいとか、どんな販促プロモーションをしたいとか、明確なケースは多々あるだろうが、必ずしも明確なコラボイメージがなくても、お互いにメリットを得られる方向を目指しながら交渉していくのは大いに意味があると思う。
大事なのは、それによってどれだけメリットを得られるか。そしてコラボ相手にもどれだけメリットを与えられるかだ。双方の商品の顧客ターゲットの一致、コンセプトの一致、ストーリー性などなどの素材を利用して、結果的に、顧客側に双方の商品がわかりやすくなったり、話題性が高まったり、情報発信の広がりが出たり、購入(=販売)チャンスが増えたりするのであれば、それは、双方の企業がメリットを得られるだけでなく、顧客側もメリットを受けられる。

相互メリットを考える時は、その企業やコラボ先企業だけでなく、消費者等顧客メリットもぐんと高まるように、皆がハッピーになる方向を模索していきたいものだ。