2012年1月31日

もらう側と与える側

ツイッターで、20代の女性が
「どう見積もっても与えられることの方が多い人生を送っている。残りの人生で、与える側として頂いた以上のものを返して行けるだろか?」とついぶやいていた。
彼女は、私の取引先の人でもあるので、ツイッター上でのつぶやきとは言え、私自身はリアルな彼女をよく知っている。いつも明るく笑顔を絶やさず、仕事にも前向きで熱心な女性だ。

もらう側と与える側。
ふ~ん、今の20代はこんなふうに思うんだ・・・。
私自身は、このような発想をしたことがなかったので、新鮮だった。

さて私は、自分自身が、今までもらった以上のものを、与える側として返していけるだろうか?
無理だ!
本当に多くのものをもらってきた。今ももらっている。
それだけのもの(こと)を人に与えるのは無理だとしても、できるだけ与える側になって、返していきたいものである。

そう言えば、私が後輩に奢った時に、御礼を言ってくる後輩たちに向かって、
私は「いずれ、あなたが後輩に奢ってあげなさい」とよく言っていた。
「与える側」として自分自身が返すことができなくても、循環が生まれて結果的に与えることになるのなら、それでもいいのかもしれない。
これなら、自分自身で返すよりも多くを与えることができそうだ。