2015年6月10日

苦しい時、行き詰まった時にこそ、考えること、大事にすること

会社を辞めて、個人で仕事をするようになってもうすぐ8年になる。

その間にリーマンショックがあり、東日本大震災があった。
いろいろあったし、決して順風満帆だったとは言い難い。
肉体的にも精神的にも追い詰められること、しばしばだ(苦笑)。

私が会社を辞めた理由を一言で言うとすれば、「愛のある仕事がしたい」と思ったからだった。
こういう表現をするのはかなり恥ずかしいんだけど、
この「愛のある仕事がしたい」・・・・それが私の原点なのに、仕事が行き詰まったり苦しくなると、その原点を忘れてしまう。

ジタバタせずにケロッと仕事をしている人を、私はカッコいいと思っていた時期がある。
そういう人は大体私より若い世代で、しかも優秀だから、悔しいけどカッコいいと思うのだが、
そういう人が「仕事に愛はいらない」とサラッと言ってのけたりする。

私は、その人をカッコいいと思いながらも、そう言われるとどこか違和感を感じていた。
私は、違うよなあ。
カッコよくなれなくても、やっぱり愛のある仕事がしたいよなあ。

私が言う「愛のある仕事」とは、
自社の商品が好き、サービスを提供することが好き、と思っている人との仕事、という意味だ。
どんなにいい商品でも、仕事する人がそれを愛しているかどうか。
そこが私にとっては結構大事で、私はそういう人と仕事がしたいと強く願っていた。
できればそういう人とだけ仕事したい、と。
私もそういう人のためなら、愛情をいっぱい注げる。

けれど、会社の仕事はなかなかそうはいかないから・・・辞めた。
現実的な会社を辞める理由はもっともっといろいろあったのだけど、
突き詰めてしまえば、これが理由だったような気がするのだ。

それなのに、いつのまにかその時の気持ちを忘れている。
特に苦しくなると、本来の目的、本当の自分の気持ちを忘れてしまう。
今、目の前のことばかりを追いかけ、なんのために頑張っているのかまで居失ってしまうことがある。

私が会社員だった時代から尊敬していたブランドコンサルタントの水野与志朗さんが、仕事が苦しかった時のことを最近メルマガで書いていた。

しかしいま思うと、この時期こそ本当にインプットが出来た時期だったと思います。
ブランディングやビジネスの話ではなく「人生はどのように動くのか」「視点が認識を作るとはどういうことか」「思考、言葉、行動がもたらす現実とは何か」「豊かさや富とはどのようなしくみになっているのか」「豊かであるとはどういうことか」「成功とは何か」そして「幸せとは何か」について多くを学べた時期でした。

尊敬する人もそうか。
どんな人でも、苦しい時がある。
でもそういう時にこそ学べることがたくさんある。

いざとなったら私、スマイル0円でマックで働くから。
そう思えばなんだってできる。
自分が目指す形でやりたいから会社を辞めるの。

会社を辞める時、私はそう言っていたことをすっかり忘れていた。


日々に流され、怠けもおになり、いつのまにか楽な方に楽な方に流され、
気づけば楽しくワクワクすることすらも忘れている。
最近読んだブログで改めて思い出させてもらった。

マックでバイトしても、その仕事やりたいですか?
http://rainbowplanet-earth.com/blog/20150609/


自分の原点とは何か。
苦しい時こそ、行き詰まった時にこそ、原点を再確認し、ジタバタしながらも学ぶ時期なのだね。



 6月10日 生きざまと顔の関係 自分の顔について考える。
   本日開催

 7月8日  もし親(配偶者)が認知症と診断されたら?



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