2009年3月15日

最初の作業

辞めてすぐの最初の仕事は、
長年おつきあいいただいた皆様へのご挨拶状の発送だった。
お金を産むわけではないので、正確には「仕事」とは言えません。
最初の「作業」というべきですね。

そのためにまず、今までの名刺の整理。
これが実に大変な作業で、丸々2か月を費やしてしまった。

失礼なことに、
名刺を見ても残念ながらお顔を思い出せない人、
お顔どころか何の仕事で関わったかひとかもわからない人、
まったく記憶のない人など・・・・・

皆さま、ごめんなさい。

日頃、人脈は財産だと豪語していたくせに、記憶が曖昧で自己嫌悪です。
とは言え、名刺の数のあまりもの多さに圧倒され、結局大変お世話になった方々に限ってご挨拶を出させていただくことにした。
その発送先の絞り込み、ご挨拶文の検討、これだけに費やした時間は2か月!
会社勤務時代には考えられないスローペースだ。
それでもあとから誤植が発見される、というお恥ずかしい事態もあった。
発送後、ありがたいことに、激励などとても多くのお返事をいただいた。
想像もしていなかっただけに、感謝、感謝、感謝・・・。
その結果、「もう後戻りができないぞ!」という気分になり、気持ちの上でようやくエンジンを吹かすことができたような気がする。