テレビ画面に映るあり得ないような惨状に、言葉もない。
朝になったら、家の状況や周りの状況が一変しているというのは、どれだけ大きなショックだろう。この蒸し暑い中で、土砂と格闘されりうのは想像するだけで気が遠くなる。
被害に合われた方には、心よりお見舞い申し上げます。
朝になったら、家の状況や周りの状況が一変しているというのは、どれだけ大きなショックだろう。この蒸し暑い中で、土砂と格闘されりうのは想像するだけで気が遠くなる。
被害に合われた方には、心よりお見舞い申し上げます。
この状況を見て、私たちはいったい何を学べるのだろう。
このような災害による被害をどう防いだらいいのか、どのような対策ができるのか、どうしたらいいのか・・・・ ?
それに対して、NHKの防災担当記者がテレビで言っていたのが「自分の命を人に預けない」ということだった。
今や、自然災害の大きさは、想定範囲を大きく超える。
大雨も洪水も、地震も津波も、竜巻も台風も。
少し前ではありえないような異常気象が頻発している。
「自分の命を人に預けない」とは、「自分の命を自分で守る」ということだ。
「自分の命を人に預けない」とは、「自分の命を自分で守る」ということだ。
何が起きるかわからないから、いろいろなことを想定しながら、自分はどうすればいいかを自発的に自律的に考えること。自ら情報を取りに行き、自ら想像力を働かせて、自ら何をしたらいいかを考える。
〜そういうことだ。
これを聞いて思った。
これは、防災だけではない。
人生も、仕事も、何もかも。
そういう時代になったのだな、とつくづく思うのだ。
そういう時代になったのだな、とつくづく思うのだ。
会社だって、仕事だって、明日はどうなるかわからない。
今日安泰なことが、明日安泰であるかどうか、どんどんわからない時代になってきたと思う。
しかも、何をすれば安心、という「100%」が、今の時代にはないのだ。
自分で自分をどう守るかなど、かつてはそうそう考える必要などなかったのではないか。
それはきっと、会社が、ご近所が、家族が、支えてくれていたのかもしれない。
そこまで急激に変化するようなことが多くなかったこともあるだろうが、変化に対して、廻りが守ってくれたことも大きかったし、会社や地域の人が考えてくれたり、専門家の人が考えてくれたりしていたのだと思う。
今は、かつてよりも情報はたくさんある。情報源も増えた。危険を予知する方法だって以前よりも増えているかもしれない。
しかし、情報がたくさんあったとしても、どの情報を取りに行くかを決めるのは自分。選ぶのも自分だし、情報を取りに行くのも自分。さらに、その情報を元にどう考えるかも自分だ。
医療だって、お医者さんにお任せだったのが、今ではどのお医者さんに診てもらうか、どこで診てもらうかを自分で探し、選ぶことで、より良い医療が受けられるし、治療法だって選ぶ時代だ。
どれを選ぶかを一緒に考える人や教えてもらう人との関係性まで、以前よりも自発的に作ることが求められつつあるように思う。
どれを選ぶかを一緒に考える人や教えてもらう人との関係性まで、以前よりも自発的に作ることが求められつつあるように思う。
そういうことを自由自在にできる人はいい。
選択誰もがそういう人ではない。そうはできない。
何をどうしたらいいか迷う人、わからない人には、とても厳しい時代になったと言わざるを得ない。
でも多くの人がそうなのではないだろうか。
命も人生もすべて、人任せにするな。自分が自分で決める、考える、そうしなくてはいけない時代。
自己責任という言葉が話題になってからずいぶん経つが、もはやそれは当たり前で話題にすらならないのかもしれない。
わかるけれど、厳しい。
自己責任という言葉が話題になってからずいぶん経つが、もはやそれは当たり前で話題にすらならないのかもしれない。
わかるけれど、厳しい。
人生を人に預けない。
防災を考えることで厳しい時代を再確認し、自分自身の人生についてもしっかり自分で考えることが、今、求められているのだと改めて思う。