5月28日に発売になったiPad。アメリカでの販売は既に100万台を突破し、日本では予約開始日に行列ができ。そして発売前日にも店頭での徹夜行列がニュースになった。
私は、アップル信望者でもないし、iPhoneユーザーでもないし、自分自身がデジタルのリテラシーは著しく低いし(苦笑)・・・。アップルと言えば、唯一iPod(&iTune)のみヘビーユーザーであるものの、正直なところ、このブームの真髄についてよく理解できていなかった。
しかしながら、コミュニケーションを仕事にしている立場上、「知らない」ではすまされないし、情報収集は必須だ。けれど発売後の話では、行列のニュースに反して意外にも、iPadは売り切れというわけでもなく店舗に在庫は十分な様子だし、「な~んだ。しばらくは様子見だなあ。」などと思っていた。
そうしたところ、今朝の通勤電車の中で、偶然iPadを見た。座席でiPadを見ている人がいたのだ。日本での発売からわずか3日後・・・。いち早くiPadを入手したと思われる彼は、iPadで読書しているという様子ではなかったようだが、使い始めたばかりで各種アプリを確認中という感じだった。操作している様子はまさにiPhoneと同じ。確かに大きい。しかし、見るからに軽そうだった。だからどうというわけではないのだが、言葉にできない流れを感じた。内心「iPadなんて・・・」と軽視していた私は、今朝の電車のたった一人を見ただけで、いきなり「これはやはり来るに違いない」と確信してしまったのである。