前回の記事で、元東京都知事だった石原さんの言葉を紹介したが、今日はさらにずっと昔の東京都知事だった方の言葉を紹介したい。
「仕事って、面白がってやっているやつにはかなわないんだよ」
これは、だいぶ前の東京都知事、青島幸雄さんの言葉だそうだ。
私が注目している、地域活性化のためのポータルサイト、Lactivatorの記事で紹介しているのをみつけた。
Lactivatorは地域活性化活動をする人たちの為に作成されたポータルサイトで、地域の名産品開発、イベント等を応援するために、ノウハウやアドバイスなど、わかりやすい記事が充実している。
その中で地域活性化活動がうまく行っているところとなかなかうまく行かないところと何が違うのか?について書かれている記事をみつけた。
・・・明らかな違いとして、「楽しんでいるかどうか」を、挙げているのが面白かった。
だから、青島さんの言葉につながるのだ。
でもこれは、地域活性化に限ることではない。
私は、ちょうど昨日、
「自分らしい働き方・生き方」を考える勉強会を開催したばかりで、
そのテーマは、「できること、やりたいこと、求められること」。
私は、誰もが自分に合った形で気持ちよく働くこと、気持ちよく生きて行くことを目指していこう、と強く思っているので、そのために「キャリア」というものを根っこから考え直し、各々が自分の自分らしさを今一度考えるため勉強会だった。
自分が本当にやりたいこと、自分の志向する方向に向かっているかを考えるときに、やりたいことにフォーカスしながら、今のスキルや求められていることを考えて行く、ことを提案している。
やりたいことであれば、面白がれる。
面白がっている人は、夢中になるし、ワクワクする。
そして、どんな人でもワクワクしている時の顔は、輝いている。
周りの人にも、そのワクワク感は伝染するものだし、例え一緒に面白がれなくても、周囲がつい応援したくなるのではないだろうか。
だから、働き方を考える上で、生きることを考える上で、まずやりたいことにフォーカスしていくのがいいと思うのだ。
もちろん、やりたいことだけをできるわけじゃない。
でもやりたい要素を探しながら、面白がれる要素を探しながら進んでいくことが、本人にとって心地よいはずだし、結果的に高パフォーマンスにつながって行くと、私は確信している。