2015年9月17日

雨でうんざり、雨でゴキゲン

大事な契約があった日、朝からずっと雨降りだった。
それもどしゃぶりで。
荷物もいっぱいあって、私も気持ちも沈みがち。
うんざりしていた

「契約の日にお天気に恵まれないなんて、
なんだか幸先が悪そうで嫌になっちゃいます」


その契約のお世話をしてくれていた士業の先生に
私はその場でポロッとこぼした。

そうしたらその先生が言ったのだ。

そうですか?
ボクは意外に雨降りの契約は好きなんですよ。
だって、雨降りはみんな出かけたがらないから、どこも比較的空いているでしょう?
銀行なんて、本当に空いています。
いろいろな手続きがあまり待たされることなくスムーズにできます。
今日の契約作業は、きっとスムーズですよ。

私は当然のようにに、パーッと晴れた日に、澄み渡った青空の日に
契約したい、と思っていたのだけれど、なるほどね・・・

士業の先生のその言葉で、今日でよかったんだ、と思えた。

ちょっとした気の持ちよう。
それも人の言葉で簡単に変わる。

なんだか幸先がいいような気がする。