2015年11月5日

今のカラダへの悪影響は、昔々のちょっとした小言がモトだったのかもしれない

歯医者さんが大嫌いです(歯医者さん、ごめんなさい)。
子どもの頃から歯には散々悩まされてきたので、十分大人になった今、
定期的にメンテナンスに通うようにしています。
今日はいつもの衛生士さんのクリーニングだけでなく、久しぶりに
歯医者さんに見てもらったところ、噛み合わせが極端に強いと言われました。
そう言われて思いうかべることがありました。

歯を噛みしめる

噛み合わせ、食いしばり、愕関節症・・・、よく聞くけれど、今まで他人事だった。
無意識のうちに強く噛む状態で一番多いのが眠っているときだそうだ。
歯ぎしりなんて言われたことないし・・・と言ったら、
音が出ない歯ぎしりもあるのだそうな。
ぎゅーっと強く噛むことで歯が欠けたりヒビが入ったり、
歯ぐきへの負担も大きいのだそうだ。
この噛み合わせが強すぎることは、
歯(口の中)の健康状態に悪い影響を与えているというのである。

そう言えば、仕事中に自分が歯を噛みしめていることに気づくことがある。
パソコン使用中などはしばしばだ。
仕事中の肩こりがひどかったので、肩こりの要因になるかもしれないと思い、
仕事中に歯を噛みしめていると気づくと、
私は意識して緩めるように心がけていた。


口を閉じているときというのは、
本来口の中では噛みしめていないはずなのに、
噛み合わせの強い人はなぜか噛みしめている人が多いんです。

歯科衛生士さんにそう言われて、ふと思い当たることがあった。

子どもの頃の記憶

幼い子どもの頃、私はしばしば「口を閉じて」と、言われていた。
ぼーっとしている子どもが、
口をポカンとあけている様子を見ることがあるでしょう?
私はそういう子どもだったのだ、たぶん。

口をあけっぱなしにしているとおバカさんに見えるから、
きちんと口を閉じなさい。

子どもの頃にしばしば言われていたその小言を、
歯医者さんからの噛み合わせの話を聞いて、ふいに思い出したのだ。

いつも頭の片隅に、
私は無意識のうちに口をポカンと開けてはいないだろうか?
口をきちんと閉じていなくては!
という意識があることに私は気づいたのである。

実際、その小言が今の私の噛み合わせに影響しているのかどうかはわからない。
でも潜在意識の中で影響を与えているのかもしれないと思った。

子どもが口を開けたままぼーっとしている顔は、
確かにおバカさんみたいな顔かもしれないけれど、
子どもらしい顔でもある。
もしも当時何も言われずそのまま放っておいたら、
果たして大人になった今でも、
私は変わらず口をポカンと開けっぱなしでいただろうか。。。

いつのまにか頭の片隅に残る

幼い子どもの頃に受けた注意や指導がいつのまにか頭の片隅に残って、
無意識のうちにそれにとらわれていることって、意外に多いのではないだろうか。

ちょっとした癖、ちょっとした習慣、ちょっとした行動・・・、
私の噛み合わせのように、カラダへの影響だけでなく、
生活習慣や行動パターン、思考方法なども、
そういう影響が及んでいるのかもしれない。

だからこそ、
ん?!って気づく瞬間って大事。
どんなことでも、
ん?!って思ってみるのは、きっと悪くない。

噛みしめる悪影響を軽減するために

ちなみにこの噛み合わせ、最近は学会でも注目のテーマの一つだとか。
眠っているときに噛みしめる力は、
昼間や食事中の噛む力とは比較にならないほど強いのだそうだ。
だから悪影響を軽減させるためには、
できれば眠っているときに噛みしめないようにしたい。

ということで、私は眠っているときに噛みしめないようにするための
「ナイトピース」なるものを作ることになった。

しかしこれをはめて眠る睡眠妨害の影響はどうなんだろう。
いったいどっちのほうが大事なのか・・・。
まあやってみて様子を確認してから考えることにしよう。




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