2015年10月10日

エンディングノート 書いていいこと、悪いこと

拙著を読んでくれた方からのご依頼で、
ファイナンシャルプランナーの方々の勉強会で「エンディングノート 書いていいこ、と悪いこと」をテーマにお話をしてきました。

書く意味なんてあるのかしら、
書いて悪いことがあるなら書かないほうがいいんじゃない?

ハイ、そうですね。
そういうこともあるかもしれません。



エンディングノートはなかなか書けないもの

「終活」という言葉が誰にでも知られるようになって以来、その象徴ともいえるエンディングノート。
巷ではエンディングノートの書き方講座があちこちで開催されている。
だけど現実的には、エンディングノートなんてそうそう書けるものではない。

私は「失敗しないエンディングノートの書き方」なんて本を書いているけれど、

一般の人は、実際問題エンディングノートを書けるか~?!

とツッコミを入れたいところだ(苦笑)。

実際に書いている人は2%という調査もあるくらいだ。
たとえ書いている人でも、

書き始めた

途中まで

という方ばかりで、最後まで書いているという人にはあまりお目にかかることがない。

エンディングノートとは?

そもそもエンディングノートとはなにか?
エンディングノートを書くことでトラブルがあるのか?
それはどんなトラブルなのか?

今回、ファイナンシャルプランナーの皆さんには、そんなことから中お話させていただいた。
ファイナンシャルプランナーはお金の専門家だけど、エンディングノートについてはそれが何かということは必ずしもご存知ない。
今回も、エンディングノートという言葉は全員がご存知だったけど、エンディングノートそのものを見たことがない人も多かった。

エンディングノートはまだまだ知られているとはいいがたい。

私がエンディングノートに出会って感じたのは、
いざという時にこういうことが問題になるのか!
ということ。
しかも考えていくと、そこに書くべきことは、実は今までの生き方や価値観が如実を表れるものだということ。

だから逆に考えると、一つ一つの項目が、自分のこれからを考えるためにもとてもいい道具だなと思った。

いつ書くの?

東日本大震災があったとき、
私たちは自然の脅威と命の儚さ、いつ何があるかわからないと思い知った。

その翌年の調査では、20代30代の若者の40%「今のうちにがエンディングノートを書きたい」と回答していて驚かされた。

けれどもそれからさらに1年半ほど経って終活やエンディングノートのお話をすると、そのときによく聞く言葉が、

まだ書いていない

ということ。

まだ?
そのときが来たら書くつもり?
じゃあ、それはいつ?

書かなきゃいけないわけじゃないけど、使わないのはもったいない

ただ、実は私自身は、エンディングノートをきちんと書かねばならないとは思っていない。
項目によっては、誤解していたりいい加減に書くくらいなら、むしろ書かなくてもいいくらいだと思う。

だけど見ることだけはしておいた方がいい。
見るだけでもいいから。

エンディングノートは、
自分がどんな最期を望むのかを次々と突きつけてくる。
けれど、それはたとえ望んだとしても、誰かに託さないと実現はできない。

自分は何を望むのか。どんなことを望むのか。
そしてそれを誰に託すのか。
なぜそう思うのか。
そのためにこれから大事にした方がいいことは何か。

・・・エンディングノートは、そんなことを考えるきっかけをくれる。

その時が来たら

ではなく、今でしょ(ちょっと古いね・・・苦笑)

早ければ早いほど、これからに生かせるはずだ。

エンディングノートを見たことがないというのはあまりに残念だ。
せっかくの自分のこれからを価値あるためにするチャンスをみすみす逃しているようなものだと思う。




エンディングノートを使って、自分らしく生きることを考える講座
毎月第2水曜日18:30~麻布十番にて開催

体験参加も受付中です。
  10月14日(水)18:30~
    自分のルーツと家族の関係
     ~家系図から見えてくること~

  11月はお墓参りがテーマです。

   会員制の継続講座ですが、初回は体験参加できます。
   体験参加費用;3,000円(消費税別)
   お申し込み、お問い合わせはこちらまで。




2015年10月7日

もしも今・・・?!  命にかかわる医療について、もう一度考えてみる

毎月開催しているエンディングノートのグループ講座。

10月5日、

もしも今・・・?!
 命にかかわる医療について、もう一度考えてみる

をテーマに、第18回を開催しました。

参加しているのは40歳からの現役世代。
実はこのエンディングノート講座は毎月第2水曜開催が原則で、9月9日の開催予定だったのですが、当日大型台風来襲により、10月5日に延期しての開催となりました。

この講座で医療について取り上げるのは、
昨年10月に終末医療の緩和ケア認定看護師をお招きして以来の2回目。
今回は、医療や介護にきちんと活かせる(※)エンディングノートを開発した株式会社健育社の社長で、自ら医療ライターでもある畑川郁江さんをお招きし、命にかかわる医療とはどういうことなのかを参加者ともに考えました。


大切な人が突然倒れたら・・・?!
では、それがもし自分だったら・・・?!

命の終わり方を考えるワーク・・・


世の中に出回るエンディングノートには、しばしば

延命治療を希望しますか?

という項目が出てきます。
でもいったいどれだけお人が「延命治療」とは何かを知っているのでしょう?
延命治療にもいろいろな種類があり、

 希望する、
 希望しない、

なんてそう簡単に答えを出せるものではありません。
種類によって、状態によって、その後の可能性によって、さまざまな人との関係性によって・・・

大体、そんな設問じゃあ、いざという時にどこまで活かせるかどうか。
本人の願いは何だったのか。
家族はそれをどう解釈するのか。

参加者間でそんなことを話しながら、難しく悩ましいテーマに向き合い、自分自身の命、大切な人の命について考える時間になりました。
現実によくあるエンディングノートが、いざという時の医療や介護に活かせるかどうかは、実はまだまだ疑問が残りそうです。
講座では命にかかわる医療、治療の内容の一部についての説明もあり、エンディングノートに向き合うなら、表面的ではなく「本当の意味」を知ることが大事なのだと思い知る時間にもなりました。




その上でどういう形を希望するのかということは、やはり人によっていろいろ。
価値観や関係性などそれまでの人生の歴史に大きく関わるところですね。

誰にでもそれまでの人生の歴史があるからこそ、いろいろ考える。。。


さて、次回は10月14日。
本来の10月開催、第2水曜日になります。

テーマは、

 自分のルーツと家族の関係
  ~家系図から見えてくること~

今やNHKでもすっかり有名になったファミリーヒストリー
・・・家族の歴史。

住んでいる地域や名前によって、ある程度ルーツが推測できるそうです。
10月14日の講座では、家系図やルーツを調べるファミリーヒストリー社代表の吉田富美子さんを講師にお招きしてお届けします。


【テーマ】
 自分のルーツと家族の関係 ~家系図から見えてくること~

 今の自分があるのは、父親と母親がいたからこそ。
 父にも父親・母親が、母にも父親・母親がいて・・・
 自分のルーツを考えるとき、
 良くも悪くも家族の存在は否定できません。
 家族、先祖・・・家系図から自分の何が見えてくるのか、考えます。

【日時】
 10月14日(水)18:30~20:30

【場所】
 麻布十番

私が主催しているエンディングノート講座は、自分らしく生きることを考えていく講座。
それもエンディングノートを使って。
エンディングノートには、ふだんあまり考えることがないけれど考えなくてはいけないこと、考えることでもっと自分らしく生きられることの要素が詰まっています。

でも

 一人で考えるには難しい。
 何がわからないかがよくわからない。
 他の人はどんな風に考えているんだろう。

きっとみんなそんなふうに思っているのではないでしょうか。

このエンディングノート講座は、毎月1回開催の会員制ですが、体験参加を受付中です。
メンバーは40歳からの現役世代の方々が中心。
専門家を招いて超少人数でフランクで和やかな雰囲気の中で開催しています。

これから私はどうなっていくんだろう。
自分らしく生きるってなんだろう。
私が大事にしていることを再確認したい。
老親が弱ってきて、家族のことをどう考えていこうか。

~そんなことを思う方々の体験参加、受付中です。


※参考
入会金 10,000円
月会費  6,000円
★体験参加は、3,000円
(いずれも消費税は別途)

トラベシアのエンディングノート講座は、原則毎月第2水曜日開催、
会員制・月謝制の継続講座ですが、体験参加は随時受付中です。

お問い合わせ、お申し込みはこちら。
Facebookでも体験参加を受付中です。


2015年10月2日

川島なお美さんの夫、鎧塚さんの言葉、「 しいて言うなら 『なお美葬』です。」

9月24日、川島なお美さんが亡くなりました。
享年54歳。
私は同世代であるばかりか、お誕生日が1日違い(さそり座(^^;;)。
ご本人にはお会いしたことはありませが、私は勝手に近しい感覚があります。
ちなみに鎧塚さんには数年前に仕事でお会いしたことがあり、そのときに奥さまの川島なお美さんのことをとてもさりげなく語っておられた姿が印象的でした。

川島なお美はやっぱり川島なお美のままでした

川島なお美さんが結婚したのは48歳の時。2009年のことだ。
5歳年下のパティシエ、鎧塚さんとの結婚は「大人婚」と言われた。
自立した大人の男女の結婚、という強い印象がある。

その鎧塚さんが、

本日19時55分妻なお美が他界致しました
一週間前まで舞台を勤め、そして最後の最期まで女優として、女房として、人として全力で生を全う致しました。
なお美を支え応援して下さった皆様方には心より御礼申し上げます。
息を引き取るまで川島なお美はやっぱり川島なお美のままでした。
本当に立派でした。

と、9月24日にFacebookで投稿したという。
(日刊スポーツ)


私は、川島なお美と同世代。
同じ時代を生きてきた。
キラキラに若かったころにバブル時代の恩恵を受けた世代だ。
当時、川島なお美は女子大生キャラでチャラチャラキラキラしていた。
その彼女が、その後あまり売れなかった時期を経て、再び女優として開花したのは20年近く前のこと。
その後、ワインで有名になり、そして48歳で結婚。

私たちは、昔、25歳を過ぎれば売れ残りなどと揶揄される一方で、DINKS(ダブルインカムノーキッズ)と働くことを推奨もされた。
仕事に熱中し、リシングルや結婚しない女性が多い世代でもある。
衰えなど全く感じさせず、キラキラ輝いた48歳の結婚は、
同世代の独身女性たちにもたぶん勇気を与えた。

ただ、川島なお美はこの間ずっと、人知れずストイックに努力し続けていたと言う。

川島なお美さんは、結婚する時に
「あえて言うなら“3Dなし婚”です。妥協、打算、惰性なし」
と語っていたという報道があった。
出典)壮絶! 川島なお美さんが貫き通した「3Dなし」人生(朝日新聞出版


それが、夫の鎧塚さんに

息を引き取るまで川島なお美はやっぱり川島なお美のままでした。


とまで言わせることにつながったように思う。

亡くなる3時間前に片岡鶴太郎さんが病室を見舞ったそうだが、
川島さんは病床でもきれいにネイルをしていたという。(スポニチ
「最後まで女優として」の一つの表われでもある。

逝き方は生き方

僧侶の中下大樹さんが、
「人は生きるように逝く」とたびたび語っていた言葉を、今、改めて思い出す。
川島なお美さんの生き方そのままに旅立った、
彼女の生きざまそのものなのだ、
と感じさせた。
まさに「逝き方は生き方」。

そういう女性に、私は尊敬と驚愕を抱いてしまう。
そんなに人は凛々しくいられるものだろうか。
同世代の死を前にして、
私の最後の最期は、どうなるだろうかと思わずにはいられない。

今生きているように、そのまま出てしまうのだろう、きっと。
そら恐ろしくもある。

川島さんにかわいがられていたという西川史子さんは
女の人は、男の人を「立てる、褒める、甘える」のが大事、
とアドバイスされたと語っていたが(TBS「サンデージャポン」)、
川島さんご本人は凛々しくはあるだけでなく、本音のところで夫に甘えていたのだろうか。

心の中の故人と相談する

最近は自分らしい葬儀を、とよく言われる。
どんな葬儀にしたいかをエンディングノートに書いておきましょう、とも言われる。
家族葬が増えた背景には、葬儀を儀礼的なものではなく、本当に家族だけで見送ってほしいいから、という心理が働いているからだろう。

だけど、葬儀は誰のものなのか。何のためなのか。
故人のもの、遺族のもの・・・

夫である鎧塚俊彦さんのFacebookから。

「案内状がきていない人でも行っていいんですか?」
という問合せがたくさん来ております。
妻なお美と交流のあった方々全てに御案内状を送らせて頂く事が出来ず申し訳ございません。
御希望の方はどなた様でも私達と一緒になお美を見送って頂きたく願っております。
ファンの皆様用にも祭壇の外に拝礼所を設けます。
尚、ワイン葬という誤報がどこからか流れておりますが強いて言うなればなお美葬です。
独自のスタイルを作り上げた川島なお美最後の幕
心の中のなお美と相談しつつ
なお美ならきっとこうやったであろう最終幕を悶々と構築しております」

お経の代わりに音楽を流す音楽葬、映像を流すムービー葬など、個性的な葬儀が増えつつあると言われる。
こんな風にしてほしい、と希望を遺す人も多くなっているだろう。

生前からきちんと準備している葬儀が話題に上ることが多いけれど、
本人も遺族も何の準備もしていないけれど、遺族が心の中の故人と相談しながら構築する葬儀。
わずか6年の結婚生活とは言え、濃厚に話をし、深く通じ合っていた様子をうかがい知ることにもなり、悲しみを誘う。

鎧塚さんは、川島なお美さんが亡くなってから喪服を用意した、という報道も目にした。

家族葬が多くなっている今、今回は希望の方はどなたでも。
案内は行き届かないからFacebookで、という形だ。

今の時代の葬儀の進め方の一つを見た気がする。


その葬儀にうかがってきました。




弔辞や、司会の徳光さんの言葉を聞けば聞くほど、川島なお美が最後の最期まで川島なお美だったということに納得させられた。

写真は、会場の外に飾られていたもの。
私が着いたとき、大きな祭壇が飾られていた部屋は近しい方が中心ですでに満室で、別に用意された部屋に通されたのだが、その部屋の正面の壁いっぱいに白とピンクの花が飾られた中央に飾ってあった写真と同じ写真だった。
一人の写真ではないので、ここで遺影とは言えない。

ご冥福を心よりお祈り申し上げます。

葬儀の様子は別にこちらで。





エンディングノートを使って、自分らしく生きることを考える講座
毎月第2水曜日18:30~麻布十番にて開催
体験参加も受付中です。
  10月5日(月)18:30~
    ※9月9日(水)開催予定でしたが台風の影響により延期を決定しました。
    もしも今・・・?!
     命にかかわる医療について、もう少し考えてみる
  10月14日(水)18:30~
    自分のルーツと家族の関係
     ~家系図から見えてくること~


   会員制の継続講座ですが、初回は体験参加できます。
   体験参加費用;3,000円(消費税別)





川島なお美さんの葬儀に行ってきました

9月24日に亡くなった川島なお美さん。
10月2日、青山葬儀所でお葬儀があり、行ってきました。


会場まで


わかりにくい場所じゃないのに最寄りの乃木坂駅からの案内板は6箇所以上。
案内する人がついているところも多く、会場に着く前から気遣いの細やかさに驚く。 







会場に入ると

流れるBGMは川島なお美さんの歌声だ。
私が着いた時は祭壇のある本会場は近しい人たちを中心にすでに満席。
別に通された部屋も300席以上はあろうか。
正面には壁いっぱいに白とピンクの花が飾られ、その中央には鎧塚さんと二人が寄り添い合った全身写真が飾られらていた。



一般人の一般的な遺影のサイズで全身なので近づかないと顔がわからないくらい。
二人がそれぞれ花束をかかえているのかと思いきや、抱えているのは愛犬。
要は家族写真だ。 

本会場ではないので姿は見えないけれど、音声だけが流れてくる。
司会は徳光さんだ。
ご導師さま(浄土宗)が入場され、短いお経のあに川島なお美さんへの語りかけが始まった。


その後、弔辞が続く。

まず事務所の代表、そして林真理子さん、倍賞千恵子さん。

林真理子さんは、文化人、スポーツ人の活動団体エンジンゼロワンでの様子をふり返り、街頭でのビラ撒きも厭わない川島なお美さんのたくましさや、素敵な男性にご馳走してもらう会 のお茶目ぶりを語った。
そして最後に、

鎧塚さんを孤独にはしません。

と涙を流して締めた。

倍賞千恵子さんは最初に「はぁーっ」と息を吐き、

なお美ちゃん、私、あなたにどう話しかけたらいいのか。

と話しはじめた。

鎧塚さんのことをトシと呼び

「トシと一緒にいた」時の川島なお美さんのことを「古風な日本女性がいた。」と評した。
別荘に遊びに行った時に部屋に入ったらかわいいメッセージが置いてあったすばらしい気遣いのことも。
そして体が弱っていた時に倍賞千恵子さんが

そんなに頑張らなくていい

と言ったら、

だって私、女優だから!

と答えた話を披露した。倍賞さんの弔辞は

尊敬と感謝と限りない愛を込めて、女優、川島なお美様

で締められた。
司会の徳光さんによれば、倍賞さんは最期の看取りにも付き添ったようだ。

亡くなる20分前に病室を見舞い、仕事で今日は会場に来られなかった片岡鶴太郎さんからのメッセージが弔電として披露された。 

いつもご主人を気遣い、・・・

プライベートで親しくしていた人から必ず聞かれる言葉だ。
鎧塚夫婦と一緒に食事からカラオケに行き、Hiromi Goの歌を歌ったことに触れ、
川島なお美さんのことを、最後に

髪の芯まで爪の先までオンナだったね。

と締めた。



喪主、鎧塚俊彦さんからの挨拶は、
女房が、」「女房が、」と川島なお美さんの生き方を、すすり泣きながらも讃えた。

川島なお美さんは過去を振りかえることをしなかったという。
常に前向き、現在と未来だけ。
病気のことも後ろ向きに捉えることはなかったという。
去年大手術した前日に川島なお美さんが書いたメモが出てきたそうで、そこには、

もっともっと、川島なお美を進化、熟成させる、そのための試練をありがとう、

と書いてあったそうだ。

女房は他界したくらいでへこたれるやつじゃない。
今頃、私は次のステージで次のことを考えているから、と言ってるんじゃないかと思います。

腹水5リットル溜まった中でも舞台に立ち続けていたのは奇跡だと医師に言われたという。


戸籍名の鎧塚ではなく川島なお美で

葬儀は、本名の鎧塚直美で、という意見があったようだが、戸籍名ではなく川島なお美で、というのは鎧塚さんからの申し出だったそうだ。。

祭壇は白とワインレッドで構成された花祭壇。 

ワインボトルが複数並び、特に大きなボトルに深紅(ワインレッド)のバラが生けられ、たくさんのワイングラスの中には火が灯されていた。

浄土宗のお坊さんは4人。
驚くくらいいいお声をされていたのは、舞台の川島なお美さんのお式だからか。

お焼香後、出棺までは長い時間がかかったが、芸能人の方も含めて多くの人がお見送りまで待っていた。

出棺の際に鎧塚さんが、

女房は拍手をもらうのが大好き、それが生き甲斐だと言っていました。
どうか割れんばかりの拍手で送ってください。

と語った言葉を受け、場内はまさに割れんばかりの拍手が起き、それがいつまでも続いた。
拍手が続く中で鎧塚さんが霊柩車の助手席に乗り出発すると、大きく開いた窓から大粒の涙を流しながら、両手で持った戒名が書かれた位牌を窓の外に高く掲げた。

拍手はずっと鳴り止まず、車が見えなくなっても、誰もがそこからなかなか立ち去ることができかった。

夫婦二人、違う道を歩きながらも相手を気遣う川島なお美さんと鎧塚さんの様子は、同世代であること、子どもがいないことなども手伝い、私自身や私たち夫婦のあり方について今一度考えさせてくれる。
誰にとってもいつ終わるかわからないこれからの人生だか、命の終わりは、今日という日、今という時間の大切さを感じるきっかけになると思う。

川島なお美さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。

会場外には、プライベート姿の写真がいっぱい。
一番手前は病室のノーメイク姿にもかかわらず、とても愛らしい。












エンディングノートを使って、自分らしく生きることを考える講座
毎月第2水曜日18:30~麻布十番にて開催
体験参加も受付中です。
  10月5日(月)18:30~
    ※9月9日(水)開催予定でしたが台風の影響により延期を決定しました。
    もしも今・・・?!
     命にかかわる医療について、もう少し考えてみる
  10月14日(水)18:30~
    自分のルーツと家族の関係
     ~家系図から見えてくること~

   会員制の継続講座ですが、初回は体験参加できます。
   体験参加費用;3,000円(消費税別)




2015年10月1日

「オシャレは我慢?!」 40代50代のオシャレに我慢は無理、無理・・・

「オシャレは我慢です!」
そう語るオシャレさんは少なくありません。
私も若い頃はそう思ってました。
だけど50歳を超えた今、私の体調に変化が表れ、「楽ちん」にも馴染んでしまい、なかなかそうは言ってられません。
だけど・・・・
我慢?楽ちん?
オンナ心は揺れるのです。

我慢をやめたら行動が広がった

40代後半で会社を辞めて、大きく変わることの一つが服装である。
私の勤務先は比較的自由な会社だったが、それでも会社員の頃はある程度服装に制限があった。
どんなに楽ちんなスタイルと言っても、運動靴にジャージというわけにはいかない。
パンプスが当たり前だった。
私は比較的背が高いので、そうそう高いヒールは履かなかったけれど、
それでもほぼ毎日ヒール、パンプスだった。

しかし会社員ではなくなると、私は毎日が休日のような楽な恰好をするようになった。
靴も、パンプスなど滅多に履かなくなり、頻繁にスニーカーを履くようになった。
それによってあちこちよく歩くようになった。
スニー-カーだと面倒くさがりな私でも一駅二駅歩くことも多い。
歩くことが苦にならないからだ。

おかげで机上の空論が少なくなる効果もありそうだ。
現場を見たくなる。話を聞きたくなる。
ちょっと行こう、見ていこう、話を聞きに行こう、という気になるからだ。
その分、効率は落ちているのかもしれない。

さらに、都内は電車ではなく自転車で移動するようにもなった。

まあこれは40代50代だからというわけではなさそうではあるけど、
見回せば年齢を行くほど、楽そうな靴を履く人が圧倒的に多いと思う。

体がついていかない

もう一つの問題は体調だ。
私の場合は、年齢とともに体温調節がうまくいかなくなってきたのだ。
昔は暑くて平気だったけど、今はめっきり暑さに弱い。
特に今年の夏は暑かった。
でも、暑いんだけど足もとは寒い。

近年のファッションでは、女性は素足を出す。
パンプスも素足のまま履く。

女性らしく見せるファッションのポイントは首を見せること。
足首、手首、首・・・

そのためには、パンツの丈は短めに、袖口は短く、首周りはすっきりとさせることが大事だ、とみんなが言う。ファッション雑誌にもそう書いてあった。

無理、無理!
暑い夏も建物に入れば冷房が効いていて、あっという間に体が冷えた。
特に足が冷たくなる。
華奢(に見えるはずの)足首を出すわけになどいかない。
もちろん、素足でなんていられない。

ダメだ、無理だ・・・

ファッションは我慢です!
40代以上になるとどうしても体型的にもったりしてしまいがちだけど、

足首を見せることで華奢な感じが強調されて、全体がすっきり見えるんです。
萬田久子さんはいつだって素足にパンプス。
パンプスも指の股がちらっと見えるくらいでオシャレですよ~。
とても素敵に颯爽としていますよ。

ファッション・アドバイザーさんはそう言うんですけどね~
私には我慢して素足でパンプスを履いたり、足首を出すことなど、絶対にできない。
まあ、私は萬田久子さんを目指しているわけじゃないですけど(汗)。

それでもTPOというものがある

そうは言っても、年齢に関係なく気の張る席もあるし、あまりカジュアルでは好ましくない場もあるので、なかなかそうも言ってられない。

たまにはジャケットを着たり、スカートを履いたり、ヒールを履いたりすることもある。
そういう場合でも、今の私はどうしてもオシャレよりも心地よさを優先してしまうので、結果的に私が理想とする垢ぬかた感じにはならない。
オシャレと心地よさが両立しなくて残念だ。。。

我慢は私には向かないみたい

もちろん、50代でもきりっとカッコよくオシャレしている人はたくさんいる。
萬田久子さんもその一人だ。
だけど私は久しぶりにヒールを履くととても窮屈に感じる。
歩く気になれず、乗り物に乗りたくなる。
すぐに座りたくなる。
ついでに他にも行こうと足を延ばすことも控え、最小限の移動で済ませようとする。

暑いのや寒いのを我慢すると、なにもやりたくなくなってくる。
もうどうでもいいような気がして集中力が落ちるし、家に帰りたくなる。

やっぱり今の私にとっては、どう考えても「オシャレは我慢」なんて受け入れられそうにない。
自分にとってまず心地よい状態であること。
その上で、オシャレを楽しむ、
好きなデザインのものをどう選ぶかを考える、
ってことなんだろう。
足首、出したいけどね・・・(苦笑)

今年は少し流行の兆しが変わってきた模様だ。
苦手だったピタッとした形が多少緩やかにもなったようで、
カットソーのシルエットも、パンツの太さも、少しかわってきたみたい。
この流行の変化の中で、今よりもう少し、オシャレと自分の心地よさとのいい接点を見つけられるといいなあ。





エンディングノートを使って、自分らしく生きることを考える講座
毎月第2水曜日18:30~麻布十番にて開催
体験参加も受付中です。
  10月5日(月)18:30~
    ※9月9日(水)開催予定でしたが台風の影響により延期を決定しました。
    もしも今・・・?!
     命にかかわる医療について、もう少し考えてみる
  10月14日(水)18:30~
    自分のルーツと家族の関係
     ~家系図から見えてくること~

   会員制の継続講座ですが、初回は体験参加できます。
   体験参加費用;3,000円(消費税別)