2009年5月28日

就職?!

古い知り合いから久々に電話がかかってきた。
「今、再び就職する気はないですか?」
彼はもちろん、私が会社を辞めたこと、ひとりで仕事を始めたことをよく知っている。

聞けば、某メーカーの宣伝部長に、という話だった。
退社して1年半もたつのに、そういうお話をいただくこと自体、とてもありがたいお話だ。特に今のような厳しい時代に、日々や将来の不安もなく定期的なお給料をいただけるということが、いかに価値のあることか、今の私にはよくわかる。
けれども、残念ながら私にとってはまるで現実感のないことのように思えた。決まった時間に出勤し、会社のビジョン・方針のもとで働く、というごくあたりまえのことが、もうできそうにないと思った。

いったいなぜなんだろう。それが自分でもよくわからない。たぶんその理由こそが、これからの私の仕事の道しるべなのだろう。