2011年10月8日

世に広めたい・・・Jobsの訃報で思ったこと

10月5日、Appleの会長、Steve Jobsが亡くなった。
これだけの実績、これだけの名言、これだけのこれだけの変革をやってきた人は、ちょっといないだろう。
私の周りにはAppleの熱烈なファンが多く存在する。
デザインがいいから、操作性がいいから、、、Windowsは嫌いだから(笑)、、、
どれもわかるけれど、選択購入するかと言えば、私自身は微妙なところだ。そこまでAppleの熱烈なファンではない。けれども、気づけば随分前からiPodを使い、今この原稿もiPadで書いている。私にとってAppleは自然に生活のなかに入っている。
Docomoを使っているけどiPhoneが欲しいと言って、携帯電話であるはずのiPhoneなのに、両方持つ人は少なくない。

最後に見たプレゼンテーションの時の彼の映像。
さすがに痩せ細った体は、見ている方もつらかった。
これだけの実績、これだけの名言、これだけのこれだけの変革をやってきた人。。。
その功績の大きさに、メディアは改めてJobsの価値を取り上げ、元々のカリスマはさらなるカリスマへと引き上げられていきそうだ。
確かにAppleの製品はすばらしいものではあるが、でも私がJobsが好きなのは、むしろ彼の生き方と思考スタイルだ。
「今日が人生最後の1日だとしたらどう生きるか?」
「世の中の起業家は、起業が目的ではなく、アイデアを世に広めたいだけ」
なんて素敵な思考だろう。
だからAppleは魅力的なのだ、と思わせてくれる言葉だ。

ジョブズを目指すとか目標にするなどは、あまりにも恐れ多いが、それでもこういう気持ちで生きていきたいと思うし、私の仕事でも「私がいいと思うことを他の人にもただ知ってほしいだけ」という思いを持ってずっと続けていきたいものだと改めて思う。

ご冥福をお祈りします。