2015年6月26日

医療だけじゃない。いろんな場面にセカンドオピニオンがほしい。

医療の分野で、セカンドオピニオンはもはや常識。
診断に使用できなかったり、確信を得たかったり、
別の意見を聞きたかったりすれば、セカンドオピニオンを探す。
セカンドオピニオンを受けて納得し、セカンドオピニオン費用を払う。

だけど、医療じゃない分野でそういう世界ってあまりない。

既にお願いしようとしている業者が(内心)決まっていて、
だけどそこが出す見積が適正なのかどうか?
自分のニーズにフィットしているのかどうか?
そこが言っている通りに契約しても大丈夫なのかどうか?

例えば保険。
例えば不動産売買。
例えば相続。
例えば・・・・

お願いしている業者さんや、
お願いしている人を信用するかどうかだ、と一般的には言われがちだ。
だけど、いくら信用していても、なんせ知らない世界のことはよくわからない。
そんな時に、
できれば事情に詳しい人にちょっと聞いてみたいとは思わないだろうか。
私は・・・・、思う。
別に疑っているわけじゃない。
ただ、客観的に見てどうなのか、ほかの意見も聞いてみたいのだ。

もし事情の詳しい人に聞いてみて、
「大丈夫。」と言われれば安心できる。
さらに「いい人にお願いしてよかったね。」など言ってもらえれば、
どんなに安心して前に進めることだろうか。

そういう知り合いがいる人だったらいい。
知り合いに、「ちょっと教えてくれますか?」と聞けばいいんだから。
でも誰もがそうではないだろう。

そういう知り合いがいつもいるとは限らない。
むしろ事情に詳しい知り合いがいない場合のほうが多いのではないか。
あるいは、誰に聞いたらいいかわからないということだってあるだろう。

最近私の身の回りで、不動産関連でちょっと悩ましいことがあり、
業者さんに相談しようと思った。
1社では不安だから複数の業者さんに相談し、それぞれから提案をもらい、
その中で最も私が良いと思った業者さんと話を進めようと思った。

それでも、ふと頭をかすめたのだ。
私のこの判断に間違いはないかな?と。
事情に詳しい人に聞いてみたくなったのだ。

幸い、私はエンディングノートに関わっているため、
相続に関わる場面で仕事をする人が多い。
しかも立派な先生ばかりだ。
そのため、当然ながら不動産に関わる人もいらっしゃる。

私の相談はちっぽけな話で恐縮ではあったのだが、
勇気を出して相談してみると、最近の流れや社会の傾向も踏まえて、
実に的確なアドバイスがすぐに返ってきた。

さすが、専門家!
これこそがセカンドオピニオンの価値だ。
だけどその方にとっては、この程度はことは別に・・・ということだそうで
私は感謝感謝なのだが御礼のしようもなく、大恐縮である。

もしもそういう専門家さんとのご縁がなかったからどうするだろう?
誰にも聞きようもなく、自分の判断に間違いないか一生懸命調べること、
もしくは業者さんの言うことを全面的に信用する、・・・・そうせざるを得ないのではないか。

暮らしのセカンドオピニオンがほしい。
専門家さんの中には、初回の相談は無料で応じる方が多いけれど、
それはすべてその次の段階では有料でお願いすることが前提の話だ。
そうではなく、セカンドオピニオンがほしい。
セカンドオピニオンとして、高額は無理でも多少アドバイス料が設定されていたら、
恐縮することなく、遠慮することなく、いろいろ聞けるメリットもあるはずだ。

すべての世界に知り合いを持つなんて、やっぱり難しいに決まっているのだから。



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