そのためにはモコモコのもっちり泡で、というのもたぶん常識。
最近は洗顔しないことが美肌のポイント、なんて説もあるけど、わざわざそういう説が出てくるのも、洗顔常識があるからこそ。
手の平をひっくり返しても手の平に乗せた泡が落ちないくらいに固くしっかりした泡など、どこもこぞってそれを伝えていた。
私自身も、広告会社勤務当時には、クライアントのモコモコのもっちり泡をどう見せるか、どう伝えるかをクリエイターと一緒に考えたものだ。
あれから8年。
今や洗顔でモコモコのもっちり泡は当たり前だから、どこもわざわざそんなことを言わなくなった。
しかし、私はふと思うのだ。
そのモコモコのもっちり泡、それを顔に乗せた後、どうやって洗うのが正しい洗顔なんだろう。
昔、まだモコモコのもっちり泡がメジャーになる前は、そんなにモコモコにせずに手を洗う時と同じような泡立て方で顔を洗っていた。
顔全体をやさしくごしごしとでも言おうか、顔全体に行き渡らせ、顔の上で泡立てるように。
でも今はモコモコのもっちり泡だから、顔に乗せた時にはもう泡立てる必要はない。
ちょっと触れば泡は横に広がり、1秒で顔全体に行き渡る。
さて、ここからどうしたらいいんだろう。。。。。。
実は、内心ずっと気になることだった。
顔に泡を載せたら、どうするのか?
いくらモコモコもっちり泡とは言っても、手を動かせば泡はつぶれてしまう。
泡をつぶさないようにそのまましばらくじっと待つのか、それともつぶしてもいいから手を動かすのか、手を動かすけどつぶさないように気をつけるのか。それとも?!
やさしく洗いましょう、とよく言われるけど・・・
私はもう何年も、毎回そう思いながら洗顔している。
やさしくって、具体的にどうするんだろう?
あまりにも当たり前なことだと、なかなか聞けない。
誰もが当然のようにやっているようなことは、誰もわざわざ教えてくれない。
調べてみても、当たり前のことについての具体的な説明はないものだ。
当然ながら、広告にも出てこない。
供給側にとって当たり前のことが、利用者にとっても当たり前のこととは限らない。
利用者が最も知りたいことは、供給側にとっては当たり前のことでだったりすることもあるのではないか。
当たり前は必ずしも当たり前なんかじゃない。
最後に・・・
どなたか正しい洗顔方法をご存じでしたら、教えてください(苦笑)。