2015年3月16日

私だけの・・・プライベート○○

私が若かった頃、平均初婚年齢は男性28歳、女性25歳だった。
女性が売れるのは24がピークで、25を過ぎると途端に売れなくなると揶揄され、
クリスマスケーキなどと言われたものだ。

私が結婚したのは34歳のとき。
当時としてはかなり遅い方だった。

結婚式をするのに、私は若いお嫁さんと同じ場所ではイヤだった。
ピチピチと眩しいくらいの若さでキャッキャッしている20代前半のお嫁さんがたくさんいるところだと、花嫁衣装の女性が並んだりすれ違うこともあるかもしれない。
そういうのはちょっとイヤだと思ったからだ。

今考えてみると、若さに大差ないし、つまらないプライドにも思えるのだが、
結果的に私たちは会場を私たちだけで貸し切って結婚式をした。
大事な方々を自分たちの家に来ていただくようなら形を目指した。
もう20年も前のことだが、当時としては珍しい形だった。

私にとっては、大満足だった。
私の家にお招きするような形。
私たちらしい形をとことん追及できた。

こちらはアロマセラピーのプライベートサロン、KYO-ZON
セラピー前のラウンジも、自分だけの空間だ。


吉祥寺駅から徒歩2分、完全予約制。
オーガニックコスメを使用、オールハンド。
季節に合わせたコースが用意されるが、個人に合わせた内容だとか。

プライベートビーチ、
プライベートレッスン、
プライベートジェット・・・

私だけの・・・、自分たちだけの・・・
若い時は気にならないことも、年齢を重ねるにつれてわがままになり、
こだわりも強くなるから、私のためのサービス、私たちのための空間を
求めるようになる。
だからプライベート○○は、満足度は高い。

先ほどのプライベートサロンKYO-ZONも、
聞けば、40代以上のお客様が多いそうだ。
オーナーは、セラピストの栗田奈穂さん。

私の場合、元々わがままではあるとは思うけど、
大人になればなるほど、自分を大事にしたくなってきた。
自分らしくありたいと年々思うようになっている。

我慢が美徳だとは思わない。

プライベ-ト○○は、
「いろいろあったけど頑張ってきたよね、私。」という自分へのご褒美だ。