2015年4月3日

自分の顔写真が年齢と共にどんどん減っていく

風景や景色ではなく、自分の写真となると、
家族や親せきの集まり、旅行など、何か特別な機会がないと撮らなくなりがち。
ライフスタイルや人にもよるけれど、年齢を重ねるとだんだん自分が写っている写真の枚数が減っていく人が多いようだ。

子どもが小さい頃は家族イベントも多いし、あちこち旅行したりもするので、そのたびに撮影してどんどん写真が増えるのだけれど、子どもが大きくなると一緒に出かける機会も減り、家族で写真を撮る機会が減ってくるからだ。

そうすると自分が写っている写真も激減していく。
あとはせいぜい、親戚の結婚式くらいだろうか。

さらに女性の場合は、カメラを向けると「写真は嫌い」と言って逃げ出す人も多くなる。
シミやしわが増え、否応なく加齢を突きつけられる。
鏡の中の自分の顔と、
自分の記憶にあるかつてのイメージとの違いにうんざりするからだ。

だけど、そのうんざりは、来年、再来年になればもっとうんざりする。
だって、どんどん年はとるんだし、シミや皺はどんどん増えるはずだから。

逃げ回っている今のうちに撮っておけばいいのに。
後々、きっとそう後悔するはずだ。

そう言う私も、人のカメラにデータが残る場合には、逃げ回ることが多い。
だから人に見せるかどうかは、また別の話だ。

それでも顔はどんどん変わるのだから、今の顔を記録しておくといい。
いつ、誰と、何をしている、どんな時の顔か。
できればオスマシ顔だけでなく、日常の顔を。
周りの人が見ているのはそういう顔なのだから。
そういう顔には、その時の心がけや思いも写るように思う。

だから私がオススメするのは、定期的に自分撮影をすること。
自分で自分を確認する。

 やだ、私、こんな風にしてる・・・。

 思ったよりも私、悪くないかも・・・。

いろいろ思うことがあるはずだ。

確認することで少し自信を取り戻せることもあるし、
もう少し穏やかに暮らそうとか、きりっとしなくちゃとか、気持ちが変わってくることもある。

人間ドックみたいな、言わば、心がけの定期検診だ。
カラダはの定期検診はちゃんとやるのに、心の定期検診ってなぜやらないだろう。
自己採点、自分で確認するのに、自分の普段の顔写真を見るっていう方法は、
簡単だし、有効だと思う。