Q)ファッションに興味ありますか?
テレビで見た街頭インタビューの一コマ。
対象は50代以上の男性だ。
対象は50代以上の男性だ。
<60代男性〉
昔はね。でも今はもう・・・
昔はね。でも今はもう・・・
40年くらい前はバキーパンタロンとか、マンボとか・・・。
あ!スカジャンとかもね。気張ってたよね〜(苦笑)
あ!スカジャンとかもね。気張ってたよね〜(苦笑)
<50代男性>
どうせこのカラダだから何着たって似合わないでしょう?
どうせこのカラダだから何着たって似合わないでしょう?
<70代男性>
ええ? そんなのもう・・・
ええ? そんなのもう・・・
何着たらいいかわからないからテキトーだよ、テキトー。
オジサンだけじゃない。
着たい服を探しに行っても、体型が変わって自分のサイズに合う服がない。
買物に行くこと自体がつまらなくなる。
スーパーで売ってる服しか、体に合わなくなってしまい、オシャレする気になれない。
テレビの街頭インタビューに限らず、私の周囲の同世代女性からも、しばしばそう言う声を聞く。
私自身も例外じゃない。
だけどそういう声が多かったなか、テレビの街頭インタビューでひときわ目立っていたオシャレな男性は次のように答えていた。
そりゃ気にしますよ。
年とってくるとたるんでくるから隠したり工夫したりね・・・
大事な関心事だね。
大事な関心事だね。
この方、81歳だったが、とてもそんな年には見えなかった。
加齢で多少残念なことはあるけど、
本当はみんなオシャレしたいのに諦めちゃってるだけ。
実はオシャレさんなのに・・・・ 内心興味あるのに、興味ないと自分に言い訳してるだけ・・・。
実はオシャレさんなのに・・・・ 内心興味あるのに、興味ないと自分に言い訳してるだけ・・・。
81歳の男性が教えてくれた。
素直にオシャレに関心があると言えるから、この人、オシャレなんだ。
素直にオシャレに関心があると言えるから、この人、オシャレなんだ。
本当は興味があるのに、興味がないと思いこんだり諦めちゃうのはもったいない。
それはファッションだけじゃない。
いろんなことに対して、自分に言い訳するのがどんどん上手になっているような気がする。
それはファッションだけじゃない。
いろんなことに対して、自分に言い訳するのがどんどん上手になっているような気がする。
だけど、自分自身も、年齢を重ねていく中で言い訳しながら開き直っていくような、
ある種残念な気持ちを突きつけられるような感覚を抱いた。
どこか、そんなものかと思い込んでる。
ある種残念な気持ちを突きつけられるような感覚を抱いた。
どこか、そんなものかと思い込んでる。
81歳のオシャレさんのコメントに、つい私が驚いてしまうなんてことも、我ながら大問題!
本人だけでなく周りに、「オシャレは若い人のもの」という思い込みがあるのも
かなり残念な話だ。
かなり残念な話だ。
そんなもんだと思い込んでいるから、オシャレができない。
オシャレなものが見つけにくいのだ。
それにしても、アパレルメーカーさんは大きな機会ロスをしている。
内心ンオシャレしたい気持ちをもっと知ってほしいし、
カラダに会う服を用意してほしいし、オシャレしたくなる服をもっとわかりやすく見つかるようにしてくれればいいのにね。
内心ンオシャレしたい気持ちをもっと知ってほしいし、
カラダに会う服を用意してほしいし、オシャレしたくなる服をもっとわかりやすく見つかるようにしてくれればいいのにね。